資機材及び流出油防除チームが配置・配属されている3ヵ所の管区沿岸警備隊司令官は、各管轄区域において、沿岸警備隊国家油汚染オペレーションセンター(NOCOP:National Operations Center for Oil Pollution, Philippine Coast Guard)所長と共同で、これらの財産を使用する権限を与えられている。
沿岸警備隊は、NOCOP経由で、国内(local)の油流出事故についての情報を、アセアン地域における海難報告制度(MIRSAR:Marne Incident Reporting System for ASEAN Region)の指針を利用して、インドネシアのジャカルタにある、アセアンOSPAR主局に情報を提出するようになっている。